外壁塗装が剥がれてくると、「そろそろ塗り替えの時期なのかな?」と感じる方も多いと思います。見た目が悪くなるだけでなく、実はそのまま放置しておくと、建物の寿命を縮める原因にもなります。
この記事では、外壁塗装が剥がれる原因から補修方法、DIYでできる範囲や業者に依頼すべきケースまで、南大阪の気候特性を踏まえてわかりやすく解説します。
外壁塗装が剥がれる原因とは?南大阪で多い劣化の特徴
外壁の剥がれは「塗料が悪い」だけが原因ではありません。実は、環境・下地・施工の3つの要因が重なって起こることが多いです。
まず、もっとも多いのが経年劣化です。外壁塗装は日々、紫外線や雨風、温度変化の影響を受けています。塗膜は時間とともに柔軟性を失い、ひび割れや浮きが発生し、最終的に剥がれてしまいます。
次に多いのが下地処理不足や施工不良です。古い塗膜の上から十分な下地処理をせずに塗装してしまうと、新しい塗料が密着しきれず、数年で剥がれが起こることがあります。
さらに南大阪特有の要因として、湿気と塩害があります。海に近い地域では湿気がこもりやすく、塗膜の内側に水分が入り込みやすいのです。また、潮風による塩分が外壁に付着すると、塗膜を劣化させる原因にもなります。
つまり、剥がれの原因は「塗料そのもの」ではなく、「環境」と「施工状態」の両方にあるということです。
外壁塗装の剥がれを放置するとどうなる?
「見た目が悪いだけだから…」と放置してしまう方もいますが、それは危険です。外壁塗装の剥がれは、家の防水機能が低下しているサインでもあります。
塗膜は、外壁を雨や湿気から守る“防水のバリア”です。そのバリアが剥がれると、雨水が外壁材に直接染み込みます。すると次のような被害が起こります。
- 外壁内部のカビ・藻の発生
- モルタルやサイディングの膨張・ひび割れ
- 下地材や木部の腐食
- 最悪の場合は雨漏りに発展
一度内部に水が入ってしまうと、見えない場所でじわじわと劣化が進行し、気づいた頃には修繕費が数十万円単位に膨れ上がるケースもあります。
外壁の剥がれは「建物からのSOS」。早めに対応することが、結果的に家を長持ちさせ、費用を抑える一番の方法です。
外壁塗装の剥がれを補修する方法【DIYと業者修理の違い】
小さな剥がれであれば「自分で直せないかな?」と思う方も多いでしょう。確かに、部分的な補修ならDIYも可能です。ただし、範囲や原因を誤ると再発の原因になります。
【DIYでできる補修手順】
- 剥がれた部分の周囲をヘラなどでしっかり削り取る
- 汚れやカビを落とし、十分に乾燥させる
- 下地に合ったプライマーを塗る
- 外壁用の補修塗料を薄く重ね塗りする
DIYで大事なのは「下地をしっかり乾燥させること」と「プライマーを必ず使うこと」です。ここを省くと、せっかく塗ってもまたすぐ剥がれてしまいます。
ただし、剥がれの範囲が広い・膨れやひび割れがある場合はDIYでは対応できません。見た目は直っても、下地に湿気やカビが残っている可能性があるため、根本的な解決にはならないのです。
【専門業者による補修の流れ】
- 外壁の状態を診断(剥がれの原因を特定)
- 劣化塗膜の除去・高圧洗浄
- 下地処理(補修材・シーラー・プライマー)
- 塗装(中塗り・上塗り)
- 仕上げと最終点検
プロの補修は「原因を見極めてから塗る」点が最大の違いです。見た目を直すだけでなく、塗膜が長持ちするように再施工されます。
また、施工保証がつく場合も多いため、長期的に見ればDIYよりもコスパが良いケースも少なくありません。
外壁塗装の剥がれを防ぐためにできること
剥がれが起こってから直すよりも、起こる前に防ぐことが理想です。日頃から次のポイントを意識しておくと、塗装を長持ちさせることができます。
- 定期的に外壁を目視チェックする
→ 塗膜の浮き、ひび、色あせがあれば早めに相談 - 雨上がりに外壁を触ってみる
→ 手に粉がつく「チョーキング」がある場合は塗り替えサイン - 通気を確保し、湿気がこもらないようにする
→ 家の周りの植栽や物置の位置も見直す - 高耐久塗料を選ぶ(フッ素塗料や無機塗料など)
特に南大阪は湿度が高く、塩分を含んだ風も多いため、耐候性の高い塗料を選ぶことが大切です。外壁塗装は「ただ塗る」ではなく「環境に合った塗料を選ぶ」ことが長持ちの秘訣です。
南大阪で外壁塗装の剥がれ補修を依頼するなら
外壁塗装は、地域の気候を熟知している業者に依頼するのが安心です。南大阪のように海風と湿気の多い地域では、一般的な塗料選びや施工方法では対応しきれない場合があります。
地域密着の業者なら、
- 気候に合わせた下地処理や塗料の選定ができる
- 小規模補修からでも迅速に対応してもらえる
- 工事後のアフターフォローや保証が充実している
こうした強みがあります。
特に、T.O.Kのような南大阪密着型の外壁専門業者では、無料診断や現地調査を通して、剥がれの原因をしっかり特定したうえで最適な補修プランを提案しています。
「一部分だけ気になる」「費用を抑えたい」という相談にも柔軟に対応してくれるのが地域業者の良さです。
まとめ:外壁塗装の剥がれは「小さなサイン」を見逃さないことが大切
外壁塗装の剥がれは、家が発している「そろそろメンテナンスをしてほしい」というサインです。放置すればするほど、下地へのダメージが進み、補修費もかさんでしまいます。
だからこそ、「少し気になる」段階での点検が何より重要です。
南大阪の気候に合った施工・塗料を選べば、外壁は10年以上きれいに保つことができます。
「この程度ならまだ大丈夫」と思わず、まずはプロに状態を見てもらうことから始めましょう。
T.O.Kでは、外壁の無料診断を実施中。
剥がれの原因を正確に見極め、最小限の補修で長持ちさせるご提案をしています。
ご自宅の外壁が少しでも気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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